水曜日, 12月 20, 2006
日曜日, 12月 10, 2006
PPP PLUS 予告編
土曜日, 12月 09, 2006
土曜日, 12月 02, 2006
月曜日, 11月 27, 2006
トラポが壊れた
実は、ここのところ愛用のCDトランスポートが壊れてしまい、予備のを使う羽目に陥っています。 TEAC製のVRDS-T1というトラポ専用機を改造して使っていたのですが、ディスクを読み込まなくなってしまいました。 どういう改造をしていたかというと、基板上のケミコンをすべてOSコンに換装し、水晶発振子を三田電波の高精度TCXOに交換。 さらに電源回路のケミコンにオーディオ用の大容量ケミコンをパラで繋ぎました。 それだけなら良かったのですが、どっかのサイトの記事を鵜呑みにしてモーターなどの機械系に使われているケミコンまで大容量化してしまいました(あほです)。 結果として、モーターの動きがどうもおかしい。 それでも実用上は何とかなる状態で2年くらいがんばってくれていたのですが、最近だんだん気難しくなり、1ヶ月ほど前から完全に言うことを聞かなくなりました。 しかたなくサブのCDプレーヤーをトラポとして使っています。 同じくTEACのVRDS-9という小振りの機種で、こっちは無改造。 けして悪くはないのですが、比べると音場の奥行きや分解能などにはっきり違いがあります。 で、DACいじりがイマイチのらない! ついつい途中でほったらかしにしてアンプいじりその他に走ってしまってます。 さっさとトラポの修理をすべきなのでしょうが、果たして自分で修理できるかどうか判らず、ふたを開けるのをずるずる先延ばししています。
土曜日, 11月 11, 2006
月曜日, 10月 30, 2006
emeraude et AQUA
青木さん頒布のDAC・AQUAとアンプ・emeraudeを直結して、常用のスピーカーを鳴らしてみました。
いやあ、やっぱり相性良くていい音です。 ただ、私のemeraudeは、jinsonさん作の一連のDACの出力に合わせてゲインを落としてあるので、普通に音楽を聴くには少々音量不足です。 それで、これも常用のペルケ式FET差動ラインアンプを挟んでみました。 確かに音量は十分なレベルになったのですが、音のキャラクターが全然変わっちゃうんですね。 青木さんの音じゃない感じがする。 あの、あくまでもクリアな感じが削がれてしまうんです。 で、やはりAQUA用にゲインを大きくとったヴァージョンのemeraudeが欲しい。 実はまだ、組立途中の基板がもう一枚あったので、これは当初計画よりゲインを大きくすることにします。 それと、AQUAも組立かけの2号があったのですが、この際この2つを同じ一つの筐体の中に組み込もうと考え始めています。 完成したらemeraudeとAQUAの合体になるわけ。 なんと呼ぼう?
いやあ、やっぱり相性良くていい音です。 ただ、私のemeraudeは、jinsonさん作の一連のDACの出力に合わせてゲインを落としてあるので、普通に音楽を聴くには少々音量不足です。 それで、これも常用のペルケ式FET差動ラインアンプを挟んでみました。 確かに音量は十分なレベルになったのですが、音のキャラクターが全然変わっちゃうんですね。 青木さんの音じゃない感じがする。 あの、あくまでもクリアな感じが削がれてしまうんです。 で、やはりAQUA用にゲインを大きくとったヴァージョンのemeraudeが欲しい。 実はまだ、組立途中の基板がもう一枚あったので、これは当初計画よりゲインを大きくすることにします。 それと、AQUAも組立かけの2号があったのですが、この際この2つを同じ一つの筐体の中に組み込もうと考え始めています。 完成したらemeraudeとAQUAの合体になるわけ。 なんと呼ぼう?
木曜日, 10月 26, 2006
拙速
以前、ヤフオクでパウル・クレツキ指揮イスラエルフィルの演奏によるマーラーの交響曲第9番の"LP"を落札しました。 大変なレアアイテムで、CD化されることもないだろうと思い、手を出してしまったのですが、考えてみたら、現在アナログプレーヤーはMCカートリッジ用のトランスを売っちまったので聞けない状態です。 で、ヘッドアンプを自作するまで聞いてみるのはお預け・・・噂によると大幅なカットがあるらしいのですが、確認できてません。
ところが、先日アマゾンのCDショップでこの演奏と1番がカップリングされたCDが売られているのを発見し、すぐさま発注してしまいました。 以前に、CD化されたことがあったんだ、とやや驚きながらも、オークションでなく確実に手に入れたものの、イギリスから発送らしいので少し時間がかかるなあと楽しみに待つ姿勢でいましたら、一昨日、CDショップからのダイレクトメールでこのCDが12月20に日本でも発売になる。 しかも、発注した値段よりだいぶ安い! ううう・・・
ところが、先日アマゾンのCDショップでこの演奏と1番がカップリングされたCDが売られているのを発見し、すぐさま発注してしまいました。 以前に、CD化されたことがあったんだ、とやや驚きながらも、オークションでなく確実に手に入れたものの、イギリスから発送らしいので少し時間がかかるなあと楽しみに待つ姿勢でいましたら、一昨日、CDショップからのダイレクトメールでこのCDが12月20に日本でも発売になる。 しかも、発注した値段よりだいぶ安い! ううう・・・
土曜日, 10月 14, 2006
ヤフオク 敗北
久しぶりに、ヤフオクで熱くなってしまった。 ものは、廉価版寄せ集めのマーラーの交響曲全集で、ホルバートだとかヘンシェンだとか、一部のマニアしか知らないような指揮者ばかりが数人並んでいるもの。 このなかで、私が欲しかったのは9番。
アントン・ナヌート指揮リュビアナ放送交響楽団という演奏で、昔、駅売りの安売りCDなんかに良く登場していた演奏家。 マーラーを全集分録音しているらしくて、今まで1、5、7、10番アダージョと大地の歌は目撃したことがあり、7、10、大地は持ってるのですが、9番はとんと見かけません。 だから9番コレクターの私としては、ぜひ競り落としたかったのですが、強敵が現れて負けてしまいました。 いったい何者だろうと思って、その人の評価欄を見たら、以前に、井上道義/京都大学交響楽団のマーラー9番で戦って負けた相手でした。 この人、その他にも専らレアなマーラー9番ばかり競り落としている人で、9番にかける執着は半端じゃない人とお見受けしています。 そうと気付いていれば、さっさと降りちゃったのに悪いことしたなーと思ってみたり、しかし、なんか悔しいな。
アントン・ナヌート指揮リュビアナ放送交響楽団という演奏で、昔、駅売りの安売りCDなんかに良く登場していた演奏家。 マーラーを全集分録音しているらしくて、今まで1、5、7、10番アダージョと大地の歌は目撃したことがあり、7、10、大地は持ってるのですが、9番はとんと見かけません。 だから9番コレクターの私としては、ぜひ競り落としたかったのですが、強敵が現れて負けてしまいました。 いったい何者だろうと思って、その人の評価欄を見たら、以前に、井上道義/京都大学交響楽団のマーラー9番で戦って負けた相手でした。 この人、その他にも専らレアなマーラー9番ばかり競り落としている人で、9番にかける執着は半端じゃない人とお見受けしています。 そうと気付いていれば、さっさと降りちゃったのに悪いことしたなーと思ってみたり、しかし、なんか悔しいな。
月曜日, 10月 02, 2006
土曜日, 9月 30, 2006
木曜日, 9月 28, 2006
火曜日, 9月 26, 2006
A6 OPAMP Special
月曜日, 9月 25, 2006
土曜日, 9月 16, 2006
LCD売ってない!
ここのところ、jinsonさんのリモコンアッテネーター用にオプトレックス社の黒白液晶表示器を買おうと思い立ち、秋葉原を徘徊していますが、LCDを扱っている店が激減しているので焦っています。 以前は割と色んなところで売っているのを見かけたような気がしてたのですが、うーん。 通販に走ろうとしても、これまた扱っているところは少なく、福岡の方の店で1軒扱ってるところはあったのですが、現在品切れ取り寄せ中とのこと。 Digi-Keyでも買えるらしいけど、非在庫保有品とのことだし、全然安くないし、困ったものです。
でも、結構需要がありそうなんだけれど、なまじみんながウィンドウズマシンを組み立てるようになってしまったので、LCDのようなものはメーカーしか使わなくなったのでしょうか? なんだか電子工作というものが確実に引き潮の世界に入っているような感じがして寂しくなりました。
金曜日, 9月 15, 2006
月曜日, 9月 11, 2006
近況
ここのところ、やや更新ペースが落ちてます。 同時進行で、いろいろちょこちょこいじってるのでなかなかまとまった結果が出ていないのが大きな原因かなと思ってますが。 ミニアンプを主にいじりながら、巨大発信器を何とか発振させる準備、常用ラインアンプに突然発生したハム退治、1541エピ2号機もいじりはじめ、jinsonさんのアッテネーター用の抵抗をどうするか検討したり、藤原さんのCS8416使用DAIも部品を買い集めたし、LucyさんのPPPをケミコンレス化すべく頭をひねったり・・・
色々な方から、基板を頒布して頂きながらなかなか完成させられないのが申し訳ないです。 全部に手を出す勢いだったのが悪いのですが・・・ でも、いろいろいじっているうちに、だいぶ自分の好みははっきりしてきたような気はします。
ともかく、まず、1541エピ1号機を完成させるのを目標にしてます。
土曜日, 9月 02, 2006
土曜日, 8月 26, 2006
月曜日, 8月 14, 2006
火曜日, 8月 08, 2006
月曜日, 8月 07, 2006
定電流回路用孫基板実物
木曜日, 8月 03, 2006
土曜日, 7月 29, 2006
電源回路実験計画
ミニアンプ用にいろいろメタキャンをはじめとして石を集めているうち、これをLED電源に使う実験をしたくなってきました。 メタキャンだけでなく、「神の石」の親戚筋のとか、「魔女の石」の友達とか、「大神の石」の偽物とか。でも、1541エピは実験するには実装密度が高いくて作業スペースが狭いし、結局場外乱闘になる? それに、1541は用意する電源の種類が多く、パラメーターが増えて大変そう。 で、4パラエピの3号機のことを思い出しました。 じつは、あれ、電源に関しては、はじめから別基板に作る予定にしていて、暫定的にすでにR2R用に作ってあったLED電源を使い回してたんで、ケースに入れる前に電源は作らなきゃならないんです。 こんなに実験向けのシチュエーションも珍しい・・・ で、1541エピが一段落したら、2号機やR2Rに走る前に4パラエピ3号機で電源の実験をやろうと思ってます。
日曜日, 7月 23, 2006
土曜日, 7月 15, 2006
一五四一後日譚未始動
難航してます。 どうも信号入れてもロックせず。 後ろから、DAIチップ、RS422チップとチェックして、リクロック回路をスキップすればロックするところまでは来ました。 ヘッドホンアンプに繋いで聴く限りこのままでも結構良い音がしており、このままメインに繋いで鳴らしてみたい衝動に駆られるのですが、そこは自重。 どーも今回あせって面実装部品の半田付けに問題が多い模様です。 リクロック回路のVHC74をパスコンを含めて半田のやり直しをしようと思い、昨日秋葉で調達してきました。 ところが、夏風邪をひいてしまったようで喉が現在燃えています。 半田付けを強行するとまたミスりそうなので養生中。 まあ、あせらんが肝心のようです。 じんそんさんのミニアンプ基板も追加分が分けてもらえそうなのでかなり色々実験できそう。 Digi-KeyからRS1AとRS2Bでそれぞれステレオ2ch分の抵抗を確保したので、同系統W数違いでの比較を考えてます。 それと、I/V抵抗を4通りほど集めてあり、始動したらまずI/V抵抗の比較をやる予定です。
木曜日, 7月 13, 2006
LED選定難航顛末
ここ数日、1541エピの電源用LED選別作業でおおいに悩んでしまいました。 当初、いつものようにストックしてあるLEDから見当をつけて、基板に装着し、まずはICチップ類を差さずに電源電圧をチェック。 ンッ?デジタル7V、オペアンプ用16.4V! 高すぎ
る。 何これ! ということで各1個ずつはずして再度チェック。 まだ、高めだけど、まあ許容内とみてOKとし、その晩寝ました。
翌日、チップ類を全部差して電圧チェック。 デジタル部4.05V、オペアンプ13.4V。 えぇ?! で、あわてて再度LEDを加えて測定。 こんどは5.3Vと14.9V。 まあいいでしょ。 そこで、入出力をつなぎ、ヘッドホンをかぶって試聴・・・・無音。
そこでC8414の28番ピンをチェック。 5.23V、ロックしてないんですねこれ。 入力周りからチェックし、RS422の石を、ベーシックなSN75179にしたりと工夫してもかわらず。 そのうち、再度電源電圧をチェックしたら、デジタル5.6V、オペアンプ16.4V。 ええええぇ!? 電源電圧が変動しているぅ? しばらく、SW切って考え込んでしまいました。
その後、もう一度電圧を測ろうとして、テスターの液晶画面の端にBATと表示が出ていることに気付きました。 考えてみれば、このデジタルテスター、購入したきり電池なんて交換したことありませんでした。 翌日、006P買ってきて交換し、再度測定。 デジタル部2.45V、オペアンプ9.2V。 そういうことだったんです。 でもね、直前に抵抗値の確認をしたときにはちゃんと測れたんですよ。 ちなみにテスターに入ってた電池の電圧は5.4Vまで下がってました。 テスターって電池が切れかかると妙な挙動をとるだろうとは思いますが、今回の場合、電圧が高めに測定されていたらしい。 今後、同じようなドツボな状態にはまった方の参考になればと(そんなやつおまえくらいだと言う声は黙殺)
月曜日, 7月 10, 2006
金曜日, 7月 07, 2006
定電流素子選別作業難航
フラットアンプの定電流回路用にFETの選別をしているのですが、なかなか難航してます。 Idssが2〜2.5mAくらいのが良いかなと思ってるのですが、Yランクのやつを20個買ってきて、この範囲に入るのが1個くらい。 えらい歩留まり悪いです。 むしろ、Oランクのやつを2本パラで使うことを考えた方が良さそう。
月曜日, 7月 03, 2006
思慕穴開用秘密兵器
ちょっと気を取り直して、ミニフラットアンプ基板の定電流回路としてFETを使う実験を始めてます。
しかし、現在の1541 OPAMP I/V DACでは、だんだん差が判らなくなって来ました。 そろそろ1541エピ完成に向けて再度動き出さねばならないかなと考えてます。 で、実験用に電源トランスや各端子類なんかを繋ぐことを考えると仮組用のシャーシを用意した方が便利だと思い、タカチのYM400を買ってきてあるのですが、どーも穴開けが億劫でいけません。 特にリーマー回すのが辛い。 以前、prostさんが紹介されていた秘密兵器のドリル、真剣に購入を検討しようかなぁ。 ちなみに、最近紹介された秘密兵器の半田ごての方は早速導入して快適に使用中。 もう元には戻れんなぁ。
日曜日, 7月 02, 2006
月曜日, 6月 26, 2006
平坦増幅器極小型音出成功
とりあえず。 昨夜というか本日午前3時頃音出しに成功しました。 1541 OPAMP I/V DACのOPA627と差し替えてみましたが、いやあこれはすごいわ。 でも、ここまでに土日の二日間ほとんど費やしちまいました。 オフセット調整するのに入力に信号を入れたままというアホをやってたのに気付いたのが夜半過ぎだったためです。 しかし、ついでに似非定電圧素子の方も試したらなかなか良さそう。
まだ、ヘッドホンでざっと聞いただけなので。 今夜、メインシステムでじっくり聞いてからHPの方に報告の予定。
まだ、ヘッドホンでざっと聞いただけなので。 今夜、メインシステムでじっくり聞いてからHPの方に報告の予定。
土曜日, 6月 24, 2006
木曜日, 6月 22, 2006
水曜日, 6月 21, 2006
月曜日, 6月 19, 2006
K式平坦増幅器極小型基板
jinsonさんから1541エピの基板と一緒に分けて頂いたミニフラットアンプ基板をいじり始めてます。 これ、要するにK式の168番の回路らしいので、それとにらめっこ。 色々なトランジスタも試したいので1号機はトランジスタのところはソケット式にしましたが、それ以外にも次々とアイデアが湧き、試したいことのてんこ盛り。 もっとたくさん基板をお願いしておけば良かった。
土曜日, 6月 17, 2006
出時他流穴録変換板収集狂
あこがれのTDA1541Aに手を出してから、どうも最後のタガがはずれてしまったようで、現在製作中と製作準備中のDAC基板をあげてみたら、
hot-RED 1号機、2号機改造中
AQUA 2号機製作中
4パラエピ 2号機救出中、3号機製作中
1541 OPAMP I/V DAC 1号機実験中、2号機待機中
R-2R DAC 1号機製作中、2号機待機中
1541エピ 1号機製作中、2号機待機中
もう、病気ですね。 収拾がつかなくなってる。 これ以外にも製作済み稼働中のが数台あるので、全部完成したら置き場にも困る。 嫁入りも考えにゃあならんかなぁ。 でも、全部愛着あるし。
この状況で、おバカにも、ElectrArtさん頒布の TDA1541A DUAL差動DACというのを SM5843APバージョンに SAA7220P/B DAIのオプション追加して入手してしまいました。 いや、jinsonさんのDACに不満があるんじゃなくて、I2sモードじゃなくLR同時使用モードの1541の音が聞きたくなって、好奇心が抑えられず...「おまえDACコレクターだろ」という内なる声は圧殺。 車道楽に比べたら経済的負担なんて可愛いもんだろ!と開き直ってみても、膨大な時間を奪われていくと言う事実が重い。
hot-RED 1号機、2号機改造中
AQUA 2号機製作中
4パラエピ 2号機救出中、3号機製作中
1541 OPAMP I/V DAC 1号機実験中、2号機待機中
R-2R DAC 1号機製作中、2号機待機中
1541エピ 1号機製作中、2号機待機中
もう、病気ですね。 収拾がつかなくなってる。 これ以外にも製作済み稼働中のが数台あるので、全部完成したら置き場にも困る。 嫁入りも考えにゃあならんかなぁ。 でも、全部愛着あるし。
この状況で、おバカにも、ElectrArtさん頒布の TDA1541A DUAL差動DACというのを SM5843APバージョンに SAA7220P/B DAIのオプション追加して入手してしまいました。 いや、jinsonさんのDACに不満があるんじゃなくて、I2sモードじゃなくLR同時使用モードの1541の音が聞きたくなって、好奇心が抑えられず...「おまえDACコレクターだろ」という内なる声は圧殺。 車道楽に比べたら経済的負担なんて可愛いもんだろ!と開き直ってみても、膨大な時間を奪われていくと言う事実が重い。
木曜日, 6月 15, 2006
昨日の話
昨日は仕事前、午前中に空いた時間が出来たので秋葉へ。 このパターンはきわめて効率が悪い。 午前10時の段階で確実に開いてるのはマルツパーツくらいのもので、ドトールでコーヒータイムになってしまう。 10時半頃、鈴商の店開きを待ってセラミックコンデンサを物色。 TOKINの1.5uFが一番大容量の様なのでこれを2袋20個分買う。 そのあと海神無線へ、以前愛用していたオーディオ用ローノイズの0.1uFを買う。 ここで、店のお兄ちゃんとひとしきりコンデンサ談義。 彼はセラミックコンデンサ嫌いではない模様。 11時になって、千石が開いたところで、フラットアンプで試すための2N2219Aとペア取り追加のJ103を買う。 ここの地下を覗いたが、大容量のセラミックはなし。 11時半まで待って秋月で4.7uF50Vのセラミックコンを買う。 これはAQUAで使った奴とおそらく同じメーカー製。 この日はここまで。 午後しか開かないところは後日。
火曜日, 6月 13, 2006
えらいこっちゃ
TDA1541Aのデカップリングコンデンサにセラミックコンデンサ、それも47uFなどという大容量を使うという暴挙を試したら、ASCに迫るという頭がクラクラする結果が出て困惑しています。 で、色々と考える訳ですが、セラミック以外の勝負ではASCが圧倒的に良かったのは何故か。
以前、DSIXの入力のDCカットに柴崎氏が勧めておられたセラミックコンデンサを別の色々なコンデンサに取り替えてみたことがありますが、そのときポリエステルフィルムは全滅し、わずかにセラミックと互角だったのがスチコンとASCでした。 で、メタポリのなかでもASCは飛び抜けて高周波特性がいいのだなと思った記憶があります。 そこで、いかげんなあてずっぽですが、このデカプリングコンデンサとしては高周波特性が良くてある程度の容量が得られる物がベストなのではないかと。 そうなると、スチコンは容量の点で不利となり、セラミックコンデンサが1番、対抗がASCをはじめとする一部のポリプロとなるのかななどと考えてます。 今後の予定として、47uFなんて過激な値でなく数uF程度で作りが良く安いのを探し、そのまま使うのと、制振材で挟んで使うのとを試してみたいと思います。
あと、久しぶりに海○無線さんで、あの高級オーディオ用セラミックコンデンサを仕入れて使ってみます。
以前、DSIXの入力のDCカットに柴崎氏が勧めておられたセラミックコンデンサを別の色々なコンデンサに取り替えてみたことがありますが、そのときポリエステルフィルムは全滅し、わずかにセラミックと互角だったのがスチコンとASCでした。 で、メタポリのなかでもASCは飛び抜けて高周波特性がいいのだなと思った記憶があります。 そこで、いかげんなあてずっぽですが、このデカプリングコンデンサとしては高周波特性が良くてある程度の容量が得られる物がベストなのではないかと。 そうなると、スチコンは容量の点で不利となり、セラミックコンデンサが1番、対抗がASCをはじめとする一部のポリプロとなるのかななどと考えてます。 今後の予定として、47uFなんて過激な値でなく数uF程度で作りが良く安いのを探し、そのまま使うのと、制振材で挟んで使うのとを試してみたいと思います。
あと、久しぶりに海○無線さんで、あの高級オーディオ用セラミックコンデンサを仕入れて使ってみます。
月曜日, 6月 12, 2006
つかれた
どうやら、デカップリングコンデンサの実験は終了。 結局ASCに匹敵するのは見つけられず残念。 しかし、2日間で20種類の聞き比べは過酷だった。 ただ、こう言うのは、始めたら一気にやらないと、時間とともに印象は変わってしまうので仕方ないところです。
しかし、終了宣言出しといて何ですが、やり残しがあるのに気付いたんですよね。 まだ、ASCは基板に差したまま半田付けはしてないし、ううう。 あの、0.1uFと言えば誰もが思いつく青いやつを試すのを忘れてたんです。 今晩試してはみますが、まさかこれがASCと互角のはずはないと信じつつ、やらないと寝覚めが悪い。 あと、ASCよりは安いということでムンドルフも試してみたい。 しかしこっちはそれなりに出費だからあきらめた方が平和かも。
しかし、終了宣言出しといて何ですが、やり残しがあるのに気付いたんですよね。 まだ、ASCは基板に差したまま半田付けはしてないし、ううう。 あの、0.1uFと言えば誰もが思いつく青いやつを試すのを忘れてたんです。 今晩試してはみますが、まさかこれがASCと互角のはずはないと信じつつ、やらないと寝覚めが悪い。 あと、ASCよりは安いということでムンドルフも試してみたい。 しかしこっちはそれなりに出費だからあきらめた方が平和かも。
日曜日, 6月 11, 2006
土曜日, 6月 10, 2006
音が出ん、ヤバッ!
大急ぎで1541 OPAMP I/V DACを組み上げ、実験用のDVDプレーヤーのデジタルアウトを入力に、常用のヘッドホンアンプに出力を繋ぎ、SWオン! ぶーんとハム音。 えっ? そのハム音がすーっと消えて後は無音。 やばっ! いったんSWを切ってソケットから石をはずし電源電圧のチェック。 デジタル系5VはOK。 でも、アナログの方は異常。 ー15Vの出てるはずの所はなぜかー1V。
いかん。 もしかしてDACチップ飛ばしてるかも。 異常高電圧の部分がないのがせめてもか。 3端子レギュレーター、この部分の3個が熱くなってます。 ここで異常を食い止めてくれたのか、それともここが元凶か。 AC入力電圧はOKだし、ダイオードの方向は間違ってないんだけど。 いずれにせよ、電源周りの半導体は取り替えた方が良さそう。 また、秋葉へ調達にいかねば。
いかん。 もしかしてDACチップ飛ばしてるかも。 異常高電圧の部分がないのがせめてもか。 3端子レギュレーター、この部分の3個が熱くなってます。 ここで異常を食い止めてくれたのか、それともここが元凶か。 AC入力電圧はOKだし、ダイオードの方向は間違ってないんだけど。 いずれにせよ、電源周りの半導体は取り替えた方が良さそう。 また、秋葉へ調達にいかねば。
木曜日, 6月 08, 2006
火曜日, 6月 06, 2006
月曜日, 6月 05, 2006
部品集め その2
デカップリングコンデンサの実験が遅れています。 そろそろ、基板の方は手に入りそうなので焦ってますが、候補のコンデンサは増える一方。 20種類くらい集まってしまって...最終的に使うのは1種類なのに、残りはどうしよう。 オペアンプと差し替えるフラットアンプは抵抗はニッコームをとりあえず使うことにして調達完了。初段、2段のFETも購入はしましたが、ペア揃えが大変かも。出力段はC97Aを無事確保。 けれども、レギュレーターのC1400が金田式の幻の銘石とあって入手困難。入手不能ではないものの、レギュレーター用の石1個に1000円も出すのはどうも(コンデンサー1個に3000円も出すのはどうなんだという突っ込みはナシ)。 公式の代替品のC1775Aはどうも人気が今ひとつだし、自分でもあまりこの石で感動した覚えはないです。 で、今、候補として入手したのがC1400の非LN版のC1399、一部で人気らしいC984、たまたまジャンク屋で見つけたC1478。それに、メインボード用に入手したC2910やC2911も使えるのではと思ってますが、どれにしたものか、実際に自分の耳で聞き比べるしかないかなと。 で、最初はレギュレーターの石の所だけソケット式にする予定です。
日曜日, 5月 28, 2006
部品集め
来るべき、1541えぴ製作に備えて部品を集めてます。
レギュレーター用の石、2SA1208と2SC2910は何とか確保。 デジタル用の2SC1826は既にかなりの数を保有しているのでOKですが、ディスコンの石集めはなかなか大変。 あとは、デカップリングコンデンサに何を使うか実験してみるつもりですが、時間はけっこうかかりそうです。 抵抗類はレギュレーター関係はDaleのRN65でいいとして、I/Vに何を使うか思案中。 OPアンプはOPA627BPの手持ちを取り敢えず使うとして、jinsonさん配布のミニアンプ基板で置き換えるのを目指す予定です。 こっちも石はほぼ確保したのですが、抵抗に何を使おうか思案中。 試作の方達の情報からすると、ニッコーの板抵抗をいじって使うの(制振材でサンドイッチ)が無難かなぁ。
レギュレーター用の石、2SA1208と2SC2910は何とか確保。 デジタル用の2SC1826は既にかなりの数を保有しているのでOKですが、ディスコンの石集めはなかなか大変。 あとは、デカップリングコンデンサに何を使うか実験してみるつもりですが、時間はけっこうかかりそうです。 抵抗類はレギュレーター関係はDaleのRN65でいいとして、I/Vに何を使うか思案中。 OPアンプはOPA627BPの手持ちを取り敢えず使うとして、jinsonさん配布のミニアンプ基板で置き換えるのを目指す予定です。 こっちも石はほぼ確保したのですが、抵抗に何を使おうか思案中。 試作の方達の情報からすると、ニッコーの板抵抗をいじって使うの(制振材でサンドイッチ)が無難かなぁ。
木曜日, 5月 25, 2006
テストソースについて
移動記事その5(原文:2005.06.11)
クラッシックファンなもので、テストソースもクラッシックばかりかというとそうでもありません。 現在の所、主要なものは、コントラバスマリンバという専ら打楽器ばかりが登場するアルバムと、ジャズのあまりにも有名なビル・エヴァンズの「ワルツ フォー デイヴィ」です。 これを聴いてみた後で、チェリビダッケ指揮のチャイコフスキーの悲愴のライブで指揮者入場から演奏が始まる瞬間までの会場騒音の再生能力をみる。 ここまでやったあとはオーディオファンからクラッシックファンに変わって、好きな曲を聴き始めるといった具合です。
クラッシックファンなもので、テストソースもクラッシックばかりかというとそうでもありません。 現在の所、主要なものは、コントラバスマリンバという専ら打楽器ばかりが登場するアルバムと、ジャズのあまりにも有名なビル・エヴァンズの「ワルツ フォー デイヴィ」です。 これを聴いてみた後で、チェリビダッケ指揮のチャイコフスキーの悲愴のライブで指揮者入場から演奏が始まる瞬間までの会場騒音の再生能力をみる。 ここまでやったあとはオーディオファンからクラッシックファンに変わって、好きな曲を聴き始めるといった具合です。
DVDの音声データをiPodに移す方法
移動記事その4(原文:2005.04.17)
DVDの演奏をiPodに移して聞けないものかと思い、調べてみたら可能で、実際に成功しましたので方法をご紹介します。 私のメインマシンはiMacなので、これはMacintosh上でのやり方ですが、Windowsでも同じ考え方で作業するためのfreesoftは存在すると思います。 考え方としては、DVD上のデータファイルであるVOBファイルから音声データを取り出し、これをiTuneで取り込み可能なファイル形式に変換して、iTuneのライブラリに加えることで、以後は通常のやり方でiPodに転送可能となります。
まずDVD上からデータを取り出す作業を行います。 リッピングと言うそうです。 このためには、OSExというfreesoftを使います。 私は0.0101bというversionをインターネット上で検索してダウンロードして手に入れました。 私はこのソフトを使ってDVD上のVOBファイルから直接ハードディスク上にAC3と言う形式の音声ファイルを取り出しました。 次に、やはりインターネット上から手に入れたa52decXと言うソフトでAC3からAIFFと言う形式に変換すれば、このファイルはiTuneで直接操作出来るようになります。iTuneのファイルメニューの中にある「ライブラリに加える」を使えばAIFFファイルをiTuneに取り込めます。
DVDの演奏をiPodに移して聞けないものかと思い、調べてみたら可能で、実際に成功しましたので方法をご紹介します。 私のメインマシンはiMacなので、これはMacintosh上でのやり方ですが、Windowsでも同じ考え方で作業するためのfreesoftは存在すると思います。 考え方としては、DVD上のデータファイルであるVOBファイルから音声データを取り出し、これをiTuneで取り込み可能なファイル形式に変換して、iTuneのライブラリに加えることで、以後は通常のやり方でiPodに転送可能となります。
まずDVD上からデータを取り出す作業を行います。 リッピングと言うそうです。 このためには、OSExというfreesoftを使います。 私は0.0101bというversionをインターネット上で検索してダウンロードして手に入れました。 私はこのソフトを使ってDVD上のVOBファイルから直接ハードディスク上にAC3と言う形式の音声ファイルを取り出しました。 次に、やはりインターネット上から手に入れたa52decXと言うソフトでAC3からAIFFと言う形式に変換すれば、このファイルはiTuneで直接操作出来るようになります。iTuneのファイルメニューの中にある「ライブラリに加える」を使えばAIFFファイルをiTuneに取り込めます。
ひいき作曲家の遍歴
移動記事その3(原文:2005.03.28 まだクラッシックのコーナーしか無かった頃のものです)
今まで、どんな作曲家に肩入れしてきたか述べてみるのも一興かと思い挙げてみます。 入門はシューベルトの未完成でしたが、特にシューベルトにはまることはありませんでした。 しかし、交響曲と言うものに魅了され、レコード芸術の付録のレコードリストに載っている交響曲は全曲手に入れたいなどという無謀な野心を持っていました。 私が最初にはまって網羅的にレコードを買い漁ったのはショスタコーヴィチだったと思います。 以来、ロシア音楽をひいきする傾向は始まったのですが、交響曲を全部そろえた所で熱は冷め、普通に好きな作曲家の一人になっています。 その次にはまったのがラフマニノフで、この時から交響曲以外のものも聞くようになり、ラフマニノフひいきは現在も続いています。 自分のCDだけでラフマニノフ全集が組めます。その後、凝った作曲家は順不同で、オネゲル、ルーセル、プーランク、デュカス、ラヴェル、ブリテン、ホルスト、デリアス、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ワイル、そしてマーラーです。
今まで、どんな作曲家に肩入れしてきたか述べてみるのも一興かと思い挙げてみます。 入門はシューベルトの未完成でしたが、特にシューベルトにはまることはありませんでした。 しかし、交響曲と言うものに魅了され、レコード芸術の付録のレコードリストに載っている交響曲は全曲手に入れたいなどという無謀な野心を持っていました。 私が最初にはまって網羅的にレコードを買い漁ったのはショスタコーヴィチだったと思います。 以来、ロシア音楽をひいきする傾向は始まったのですが、交響曲を全部そろえた所で熱は冷め、普通に好きな作曲家の一人になっています。 その次にはまったのがラフマニノフで、この時から交響曲以外のものも聞くようになり、ラフマニノフひいきは現在も続いています。 自分のCDだけでラフマニノフ全集が組めます。その後、凝った作曲家は順不同で、オネゲル、ルーセル、プーランク、デュカス、ラヴェル、ブリテン、ホルスト、デリアス、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ワイル、そしてマーラーです。
同じ曲を繰り返し聞くということ
移動記事その2です。(原文:2005.01.08)
クラッシック音楽入門の頃、まだ持っているレコードが少なくて、連日同じ曲ばかり聴いていたと言う体験は、結構みなさんあるようで、ビバルディーの四季ばかり半年聴いたあげく、二度と聴きたくないなんて言っている友人がありました。 私の場合、シューベルトの未完成で、ミュンシュ/ボストン響のレコードを擦り切れるほど聴きましたが、二度と聴きたくないなんてことにはならずに済みました。 で、ここのところ朝な夕なにマーラーの9番ばかり聴いていますが、自分でも驚くほど平気です。 これは、よほどこの曲が好きなのか、それとも曲が名曲だからか解りません。 まあ、毎回違う演奏を分析的に聴こうとするから続くのでしょうが、同時進行で7番や告別を聴きながらでも良いのに、取り敢えず9番の方を片付けてしまいたい気がしています。
クラッシック音楽入門の頃、まだ持っているレコードが少なくて、連日同じ曲ばかり聴いていたと言う体験は、結構みなさんあるようで、ビバルディーの四季ばかり半年聴いたあげく、二度と聴きたくないなんて言っている友人がありました。 私の場合、シューベルトの未完成で、ミュンシュ/ボストン響のレコードを擦り切れるほど聴きましたが、二度と聴きたくないなんてことにはならずに済みました。 で、ここのところ朝な夕なにマーラーの9番ばかり聴いていますが、自分でも驚くほど平気です。 これは、よほどこの曲が好きなのか、それとも曲が名曲だからか解りません。 まあ、毎回違う演奏を分析的に聴こうとするから続くのでしょうが、同時進行で7番や告別を聴きながらでも良いのに、取り敢えず9番の方を片付けてしまいたい気がしています。
再生装置について
もともとのサイトの雑記帖の内容を随時移していこうと思ってますが、まずはこの記事から...(原文:2005.01.02)
音楽を聴く際に、どのような装置を使うかで印象が全く変わってしまうことがあります。 オーディオファンなんぞをやってますと、こういうことは日常的に経験するのですが、音楽ファンの中にはこの辺にかなり無頓着で、装置のことを無視してCDの善し悪しを論じている方があるようです。 これが、素人ならばまだしも、音楽評論家と称する人の中にも、装置に問題のある人があるのではないかと疑っております。 残念ながら、器楽や小編成の室内楽に向くシステムと大編成のオーケストラに向くシステムには互いに相容れない所があり、出来ればシステムを2通り以上用意したい所ですが、私自身それは出来ておりません。 しかし、プロの方がお金を取って評論するなら、せめてどんな装置で聴いたのかくらい明らかにするべきではなかろうかと思うのです。
で、お前偉そうに言って、どんな装置で聴いてるんだと言われそうなので、取り敢えず明かしておきます。 現在、メインシステムとして使っているのはCDトランスポートがティアックのVRDS-T1を改造したもので、これに自作のDAコンバーターを継ぎ、出力を直接ラックスのM07というパワーアンプにいれて最後にダイヤトーンのDS10000というスピーカーを鳴らしています。 といっても、オーディオファン以外の人にはチンプンカンプンでしょうが、特徴としては、音の分解能や位置情報などを克明に再現する方向を狙っているために、低音の量感は少々犠牲になっていると言えると思います。
でもね、CD評のために毎日メインシステム鳴らす時間ないんですよ。 それで、専らiPodに移して通勤電車の中で聴いていることが多いんです。 分析的に聴くにはヘッドホンもいい方法だと思います。 シュアの密閉型インナーイアー型を使うようになってから、地下鉄の中でも騒音を気にせず聴けるようになりました。 おかげで、CD評を始めようなんて大それたことを考え始めた訳です。
音楽を聴く際に、どのような装置を使うかで印象が全く変わってしまうことがあります。 オーディオファンなんぞをやってますと、こういうことは日常的に経験するのですが、音楽ファンの中にはこの辺にかなり無頓着で、装置のことを無視してCDの善し悪しを論じている方があるようです。 これが、素人ならばまだしも、音楽評論家と称する人の中にも、装置に問題のある人があるのではないかと疑っております。 残念ながら、器楽や小編成の室内楽に向くシステムと大編成のオーケストラに向くシステムには互いに相容れない所があり、出来ればシステムを2通り以上用意したい所ですが、私自身それは出来ておりません。 しかし、プロの方がお金を取って評論するなら、せめてどんな装置で聴いたのかくらい明らかにするべきではなかろうかと思うのです。
で、お前偉そうに言って、どんな装置で聴いてるんだと言われそうなので、取り敢えず明かしておきます。 現在、メインシステムとして使っているのはCDトランスポートがティアックのVRDS-T1を改造したもので、これに自作のDAコンバーターを継ぎ、出力を直接ラックスのM07というパワーアンプにいれて最後にダイヤトーンのDS10000というスピーカーを鳴らしています。 といっても、オーディオファン以外の人にはチンプンカンプンでしょうが、特徴としては、音の分解能や位置情報などを克明に再現する方向を狙っているために、低音の量感は少々犠牲になっていると言えると思います。
でもね、CD評のために毎日メインシステム鳴らす時間ないんですよ。 それで、専らiPodに移して通勤電車の中で聴いていることが多いんです。 分析的に聴くにはヘッドホンもいい方法だと思います。 シュアの密閉型インナーイアー型を使うようになってから、地下鉄の中でも騒音を気にせず聴けるようになりました。 おかげで、CD評を始めようなんて大それたことを考え始めた訳です。
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